Bluetoothイヤホンの修理(Noble audio FALCON PRO)
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Bluetoothイヤホンの修理(Noble audio FALCON PRO)

こんにちは(`・ω・´)ノシ

突然ですが、

”Bluetoothイヤホン”

って普及しましたよね。

街中、電車内など多く見かけますよね。

かく言う私も研究用として数個所有しているんですよね。

それでふと思ったんですが・・・。

そういえば修理した事無いなぁ・・・。

とおもっていたところ、ある依頼者の方から「直らなくてもいいので一度診て欲しい」というワイヤレスイヤホンが持ち込まれたんですね。

タイミングが良いと言いますか何と言うか・・・。(;´・ω・)

という事でやってみようと思います(`・ω・´)ノシ

①現物確認

何を修理するかと言いますと・・・。まぁ表題の通りなのですが、こちら↓

Noble audio FALCON PRO

Noble audioのイヤホンはお初ですね。どんなもんなんでしょう(´・ω・)

故障内容は・・・。

”右のステムが抜けた”との事・・・。

依頼者曰く、イヤピースを差し替えていたところ、ステムごと抜けてしまったとの事・・・。

むーん・・・。そんな簡単に抜けるものなのか?(;´Д`)

ネットで調べてみるとステムが抜けてしまった人(というかねじ切った人)の話しはありますので、接着剤などでガッチリと固定されている様では無さそうです。

でもイヤピース取るときに一緒に抜けるかね?

取り敢えず修理してみましょう(`・ω・´)ノシ

②各所の確認

まずは故障の各所を観察します。

まずはこちら↓ステム部

ステム部にはBAドライバが組み込まれている様です。

運が良いなと思ったのが、ドライバのパッドが剥がれなかった事ですね。

これは不幸中の幸いです(>_<)

こちらのステムには、誤挿入防止の”切欠き加工”もありますので修理には参考になります。

お次はこちら↓
本体側

ステムがすっぽりと抜けてしまい、奥にはBAドライバの千切れた配線、さらに奥には丸い形のダイナミックドライバが確認出来ます。

千切れたBAドライバ用の配線はかなり奥に確認出来ます。奥とは言え配線の色(ポジネガ)も視認できます。

かなり奥なので筐体を傷つけず配線の修正ができるか?

③修理開始

修理内容と言えば何とも単純で・・・。

千切れた配線を延長する(半田付け)

切断するのは後でいくらでも出来るので、長い配線で半田付けして延長する。

半田した部分は剥き出しになっているので絶縁加工します。

次にドライバを半田付けする。

ちと大変(;´Д`)

長めに半田付けした配線を、ドライバが半田付け出来るギリギリところで切断し半田付け。

慎重にステムを切欠きに合わせて差し込む。

まだ固定はしません

ここまで来たら大方完了。

次に周波数特性の測定。

正常な左ユニットと比較測定

問題なさそうなので、ステムを完全固定。ついでに左ユニット故障防止も兼ねて完全固定。

これにて修理完了!(`・ω・´)ノシ

興味のあるワイヤレスイヤホンの修理でしたが、こんな分かり易い故障なら何とでもなりますが、ペアリング関連のトラブルなら迷わず”メーカー送り”かジャンクを探して(2個1、3個1)修理でしょうね。

偶然ジャンクが手に入ればの話ではありますが・・・。(;´・ω・)

今回はこの辺で!

それではありがとうございました(`・ω・´)ノ

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