こんにちは(`・ω・´)ノシ
突然ですが、
”Bluetoothイヤホン”
って普及しましたよね。
街中、電車内など多く見かけますよね。
かく言う私も研究用として数個所有しているんですよね。
それでふと思ったんですが・・・。
そういえば修理した事無いなぁ・・・。
とおもっていたところ、ある依頼者の方から「直らなくてもいいので一度診て欲しい」というワイヤレスイヤホンが持ち込まれたんですね。
タイミングが良いと言いますか何と言うか・・・。(;´・ω・)
という事でやってみようと思います(`・ω・´)ノシ
何を修理するかと言いますと・・・。まぁ表題の通りなのですが、こちら↓
Noble audioのイヤホンはお初ですね。どんなもんなんでしょう(´・ω・)
故障内容は・・・。
”右のステムが抜けた”との事・・・。
依頼者曰く、イヤピースを差し替えていたところ、ステムごと抜けてしまったとの事・・・。
むーん・・・。そんな簡単に抜けるものなのか?(;´Д`)
ネットで調べてみるとステムが抜けてしまった人(というかねじ切った人)の話しはありますので、接着剤などでガッチリと固定されている様では無さそうです。
でもイヤピース取るときに一緒に抜けるかね?
取り敢えず修理してみましょう(`・ω・´)ノシ
まずは故障の各所を観察します。
ステム部にはBAドライバが組み込まれている様です。
運が良いなと思ったのが、ドライバのパッドが剥がれなかった事ですね。
これは不幸中の幸いです(>_<)
こちらのステムには、誤挿入防止の”切欠き加工”もありますので修理には参考になります。
ステムがすっぽりと抜けてしまい、奥にはBAドライバの千切れた配線、さらに奥には丸い形のダイナミックドライバが確認出来ます。
千切れたBAドライバ用の配線はかなり奥に確認出来ます。奥とは言え配線の色(ポジネガ)も視認できます。
かなり奥なので筐体を傷つけず配線の修正ができるか?
修理内容と言えば何とも単純で・・・。
切断するのは後でいくらでも出来るので、長い配線で半田付けして延長する。
半田した部分は剥き出しになっているので絶縁加工します。
次にドライバを半田付けする。
長めに半田付けした配線を、ドライバが半田付け出来るギリギリところで切断し半田付け。
慎重にステムを切欠きに合わせて差し込む。
ここまで来たら大方完了。
次に周波数特性の測定。
問題なさそうなので、ステムを完全固定。ついでに左ユニット故障防止も兼ねて完全固定。
これにて修理完了!(`・ω・´)ノシ
興味のあるワイヤレスイヤホンの修理でしたが、こんな分かり易い故障なら何とでもなりますが、ペアリング関連のトラブルなら迷わず”メーカー送り”かジャンクを探して(2個1、3個1)修理でしょうね。
偶然ジャンクが手に入ればの話ではありますが・・・。(;´・ω・)
今回はこの辺で!
それではありがとうございました(`・ω・´)ノ