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レジン加工あれこれ:その⑦(UVレジンの黄変)

CIEM(カスタムイヤホン)

こんにちは(`・ω・´)ノシ

 

最近なんだか体が怠いです(ノД`)

起床時、体が重く、体を起こすと一時頭がフラフラします・・・。

寝不足でもないし、暑すぎず寒すぎず過ごしているのに、原因が良く解かりません(´-ω-`)

来月検診を受けるので、主治医さんに相談してみようかなと思っております(気になる事も多々あるので・・・。)

 

いわゆる”夏バテ”なんですかね?

 

 

さて本日は表題の通り、不定期と言いつつも続けて投稿しがちな”あれこれシリーズ”です(>_<)

 

私自身もイヤホン製作を通じて、様々なレジン(UV、エポキシなど)を扱ってきました。

その中でも頻繁に使用している樹脂がこちら↓

 

 

当ブログではおなじみの、”エポック光硬化樹脂”(通称369樹脂)です。

 

こちらの樹脂は非常に優秀。

特に流動性(気泡抜き)が抜群なので、コレに慣れると他の樹脂が使えなくなります(ノД`)

 

 

ただ、この樹脂にも欠点がありまして・・・。

 

コーティング材としては不向き(出来なくはない)なところだと思います。

 

流動性が高いが故に、表面に塗布しても流れてしまいがちになります。

 

均等にコートしたいのに流れてしまうのは、チョット不向きかな?と思っています。

 

 

ただ私の場合、シェル本体は研磨で仕上げますので、コーティング材に関してはそれほど困ってはおりませんので、そこまで重要視していなかったのですが・・・。

 

問題は、フェイスプレートを”異素材”で構成する場合でしょうか・・・。

 

 

という事で、ある程度条件を絞ってUVレジンを選択してみました。

 

その条件とは?

①UVによる黄変に強い。
②硬度が高いモノ。

 

と、こんな条件で探してみました。

 

特に、フェイスのコーティングに活用しようと目論んでいますので、”①”の条件は必須と言えます(´・ω・)

 

 

 

いろいろと調べてみた結果、こちらを購入してみました(´・ω・)ノシ

 

 

レジン道 アクティブレジン

 

 

こちらのレジン、売りはズバリ、”黄変に強い””高硬度”との事。

 

こりゃ試すしかないと思い、即購入(>_<)

 

取り敢えず、レビューに入りましょう(`・ω・´)ノシ

 

 

 

①梱包内容

 

箱で到着

 

 

ゆうパケットで配送

 

 

 

中で暴れてました(。-∀-)

 

配送に関しては、ゆうパケットで到着。ゆうパケットは追跡検索できないので少し不安ですが、配送方法も選択出来る様なので自己責任という事でしょうね。

 

梱包内でレジンを固定している、マステが剥がれていた様で、箱の中で暴れていた模様・・・。

割れモノ(ガラス瓶)じゃなくて良かった(´-ω-`)

 

 

次に、レジンの確認をしてみましょう(`・ω・´)ノシ

 

よくあるUVレジンの様ですが・・・。

 

 

 

ケースが擦り傷だらけ(;゚Д゚)

 

ケースの擦り傷の多さに少し驚きましたが、中身で勝負ですよ(`・ω・´)ノシ

 

 

ちゃんと内蓋もしっかりされています

 

輸送中のレジン漏れも心配なし(`・ω・´)ノシ

AliExpressでレジン買うと”よく”漏れてますよ・・・。かく言う私も被害者のひとりです(´-ω-`)

AliExpressでは、液体モノは買わない方が良いかと思います。

 

 

 

 

私の場合フェイスの表面に薄く塗布したいので、刷毛付きの瓶に中身を移します。

 

 

ノズルの形状が瓶に注ぎ易いです。

 

 

 

遮光の為、養生テープを巻きます(`・ω・´)ノシ

 

 

 

 

②硬化させてみよう(`・ω・´)ノシ

 

いつも製作している、ユニバーサル用のフェイス型で硬化させてみましょう(`・ω・´)ノシ

 

※本来なら、フェイスのコーティングとして使用しているところを検証してみたかったのですが、残念ながら該当するイヤホンを製作していなかった為、急遽フェイスの硬化という形となりました。ご了承くださいm(__)m

 

 

 

因みに、メーカー推奨の硬化時間は、

40wのLEDライトで、”60~90秒”との事。

 

私が使用しているLEDライトは”80w”ですから、もっと早い時間で硬化出来ると思うのですが、ここはしっかり・・・。

 

 

”300秒(5分)”シッカリ当ててみました(。-∀-)

 

 

あえて、黄変させてみようと思います(>_<)

 

 

そして、5分当てた結果がこちら↓

 

すっかり黄ばんじゃったね(ノД`)

 

黄変が分かり易くするために、紙コップに置いて撮影しました。

 

すっかり黄ばみましたがメーカー曰く、時間が経過すると黄変は解消されるとの事。

 

 

 

では、半日ほど放置してみましょう・・・。

 

 

 

 

半日後↓

確かに黄ばみは薄くなった。

 

 

強めにUVを照射しても、黄変は解消されるようですので、合格だと思います(`・ω・´)ノシ

 

 

 

 

 

③切削、研磨テスト

 

 

 

荒めのヤスリで切削してみたところ、硬めの樹脂である事が解かります。

サクサク削れて、粘りっ気もありません。硬度的にも問題なさそうです(`・ω・´)ノシ

 

 

次に研磨してみましょう(`・ω・´)ノシ

 

 

 

とても研磨し易かったです(*´ω`*)

 

研磨作業の詳細は、前回の”あれこれ”でも記しておりますので、良かったらどうぞ(*´ω`*)

 

 

 

 

 

マクロでドアップ撮影

 

 

切削、研磨するのであれば全く問題ないです。

時間を掛けて研磨すれば、良いモノが出来ると思います(`・ω・´)ノシ

 

 

総評としては、十分合格です(*´ω`*)

フェイスのコーティング材としてはおススメ出来るモノだと思いますが、シェルを形成する素材としては、少しコスパが悪く感じます。

どうしてもシェル自体は、”光硬化樹脂”に勝るモノが未だありませんからね・・・。

 

 

100g 国産UVレジン LED&UVレジン液

 

 

 

 

 

今回はこの辺で!

 

それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ

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