こんにちは(`・ω・´)
先日メス型について記しましたが、以前一回失敗して早々に諦めた”寒天”にも再チャレンジしてみようと思います。
おそらく今回で、”メス型の素材選択”は完結すると思います(気になる点などありましたらアップするかもしれませんが・・・。)のでしばらくお付き合いください(`・ω・´)ノシ
今回使用した素材はこちら↓
100均ショップで購入しようと思ったのですがこちらも自宅に備蓄されてましたので拝借しました(・ω・)。
用意するもの
・粉末寒天(16g使用しました)
・計量カップ(100均にて耐熱でレンジ使用可能のもの)
・お水(お好みの硬さになる様に調整)
・電子レンジ
工程は以下の通りに(´・ω・)
①計量カップに一袋(4g)を開けて、お水(約80cc)入れて”ふやかし”だまにならないようによくかき混ぜ少しずつお水も追加していきます。またある程度とろみがある状態でも追加で一袋づつ追加しても問題ないです。ポイントは水でふやかしているときは凝固しにくいところを利用してご使用になる量を作るといいと思います(`・ω・´)
②沸騰させたいのでレンジでチンします(500Wで3~4分)沸騰すると泡立ち溢れることもありますので目視で確認しながら溢れないようにその都度レンジを止めます。この時点でまだ硬いな?と思ったらここでもお水は追加できますので、時間は掛かりますが必要に応じて調整してみましょう(`・ω・´)
アガーの時も記しましたが、融点が高いので緩くなるまで大変高温になりますので取り扱いには十分注意してください!!
気付いた点:前回アガーの記事では白濁した感じが一緒?みたいなことを記しましたが比べてみると若干アガーの方が透明感がありました。
上の写真は計量カップで固まった寒天とアガーを並べたものです。写真左が”寒天”、右が”アガー”です。非常に分かり難いですが色の濃さが解かるかと思います。
あとアガーと比べるとどうしても劣ってしまうのが”耐久度”でしょうか・・・。一回オス型から抜く時に少し裂けてしまいました。
でしたら一回のアガーのメス型でどれくらいシェルが作れるか?って疑問が浮かんだ為実験してみました。
結果がこちら↓
一つの型で、”5個(5組)”製作する事が出来ました(*'ω'*)
クリア4組、ブラック1組ですが、2つの型のうちの片側に亀裂が入った為終了としましたがまだ全然作れそうな感じでした(下写真参照)
〇総括:ゼラチン、アガー、寒天を使ってみての私的感想を(`・ω・´)
・ゼラチンのよいところ:
①強度、弾性は3つのうちのトップ。
②レンジ(200Wで3分ほど)で気軽に溶かして使用できる。(融点が低い)
③100均ショップで手軽に購入できる。
・ゼラチンのいまいちなところ:
①離型剤を使わないと結構強力にオス型に付く。離型剤を使用していても偶に型が破損する。
②UVランプ、LEDの熱で溶ける(緩くなる)
③常温で保管してると”カビ”が生える(3種共通)
・アガーのよいところ:
①強度、弾性はそこそこ(ゼラチンの次に強い)
②水分が程よく離型剤の役目を果たしメス型に優しい(多めにシェルが製作できる)
③UVランプ、LEDの熱でも溶けない(融点が高い)
・アガーのいまいちなところ:
①融点が高いため液化させるのが大変(ゼラチンと比べると)
②使い慣れるまでが気泡が多く発生してシェルに影響が起こる。
③水分を帯びてるので表側をティッシュペーパーなどで除かなければならない。
④100均ショップでは入手できない(そもそもあまり売ってない)
⑤常温で保管してると”カビ”が生える(3種共通)
・寒天のよいところ:
①100均ショップで手軽に購入できる。
②水分が程よく離型剤の役目を果たしオス型を抜きやすい。
③UVランプ、LEDの熱でも溶けない(融点が高い)
・寒天のいまいちなところ:
①融点が高いため液化させるのが大変(ゼラチンと比べると)
②使い慣れるまでが気泡が多く発生してシェルに影響が起こる。
③水分を帯びてるので表側をティッシュペーパーなどで除かなければならない。
④強度、弾性が3種類のうち最下位・・・。
⑤常温で保管してると”カビ”が生える(3種共通)
ざっと3種類のメス型の素材の特徴を挙げてみましたが、個人的におススメは”アガー”でした(*'ω'*)寒天も強度、弾性を良くする方法はあるようですが、何の小細工しなくても扱いやすいアガーが個人的には良いかな?と思います。以前は”ゼラチン派”でしたが、現在は”アガー派”に鞍替えとなりました。
こちらの3種類ですが共通点は”食品”です(´・ω・`)本来の使用方法では御座いません。ご使用される方のご判断で便利にご利用ください。
またご利用頂く際に、今回の記事がどなたかのお役に立てれれば幸いに存じます。
それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ