メス型の素材選択について 其の3
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メス型の素材選択について 其の3

前回、粉ゼラチンを液状にしてメス型を作る概要を解説しましたが、今回は一応完結という意味で細かな注意点など私が実践している事を説明します。

◎ゼラチンを煮立てない理由。

ゼラチンを煮立てないと前回解説しましたが理由として、

①煮立てるとゼラチンが凝固しなくなる場合がある。

②インプレッションを痛めてしまう。

③気泡を発生させてしまう。

主に上記3点が挙げられます。

①に関してはゼラチンは”60℃”程度で十分液化しますので湯せんで十分だという事です。ゼラチンは煮立てると凝固し辛くなるとの事ですので避けましょう。

②は高い温度(煮立ってなくても)の場合、インプレッションの表面処理に使用したサフェーサが剥離する場合があります。私が体験したのは表面に気泡が出来た様に剥離しました・・・。これはサフェーサの上に更に”ウレタンニス”を塗布した場合でも発生しました。そうなってしまったらもう一度サフェーサ塗布からやり直しです・・・。(´・ω・`)

③は液状のゼラチンをよーく見ると、細かーい泡が発生し浮遊している事があります。この状態で型に流し込むと細かい泡がインプレッションの表面に沢山付着し良好なメス型が出来ません。

私が湯せんで液化する理由は以上となります(`・ω・´)

◎型からインプレッションが外れない。

実際ここでよく躓いていました(;´・ω・)無理に取り出そうとして出口でよく裂けてました。(実際には出口で裂けていてもレジンを流し込めば裂けたところは外側に向かって”バリ”の様なものが出来るだけなので加工で何とでもなりますが・・・。)また型は再生も可能ですので作り直せば出来ますので良いんでしょうがやっぱり手間に感じて、何とかならんかな?と思ってました。元々寒天を一旦諦めたのは前回述べた通り型抜きの際破損させてしまった事でした・・・。私的にはゼラチンと相性が良いと感じていたので次の事を行いました

①家にあったシリコンスプレー(離型剤の代用)をインプレッションの表面に薄く塗布した。

②冷やし固める際に”冷蔵庫ではなく冷凍庫を使った”

この2点です(´・ω・`)

①は型抜きではよく行うことですよね。正直当たり前すぎます(;´・ω・)ウレタンニスなどを塗布していると要らないかもしれませんが私は念のため行ってます。無駄な作業かもしれませんので省いても良いかもしれませんが、どうしても上手くいかない場合で家にシリコンスプレーがある場合は試しても良いかもしれません。ちなみに私はベタなこれ↓を使ってます。

②に関してですが弾性を求めて”固める”方向へ行くのは全く真逆の事を行ってますが、カッチンカッチンに凍らすのではなく弾性を保ちつつ丈夫にしたかったので試しにやってみました。これが頗る良好だったため紹介させていただきました。うちの冷凍庫では20~30分で取り出していました。これでしたらゼラチンにもインプレッションにも多少力を入れてもゼラチンは破損し難いです(ゼラチンとインプレッションを剥がすような感じで取ると上手くいけます)凍らせすぎた場合、抜けなったり(当たり前か)やインプレッションとゼラチンの間に水分が入ったりと後々手間な事が多いです(;´・ω・)

もし試されるようでしたら色々実験してみてください(`・ω・´)ノシ

 

慣れてくると型の再生も出来ますので経済的だと思いました(水分が無くなってゆき段々濃くなってきた)ダイソーなどで安く購入できますので試しに使ってみたら如何でしょうか?

今回で”メス型の素材選択について”は一旦終了といたします。また新しいアイデアなんかありましたら改めて紹介させていただきます!

それではありがとうございました。(`・ω・´)ノシ

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