こんにちは(`・ω・´)ノシ
前回より多ドライヤホンの製作に取り掛かっておりますが、今回は完成までの工程を記したいと思っておりますのでよろしくです(`・ω・´)ノシ
①ドライバの加工
そんなに大袈裟な内容ではありませんが使用するドライバに音響フィルタを挿入した音導管(2.3mm)を取り付けます。瞬間接着剤で軽く仮止めの後UVレジンで本固定します。
②シェル加工~仮組、測定
音導管を取り付ける穴の加工などをします。
テスターをして頂ける方がちょっと耳が小さい方なので音導管3本分の穴を加工するのはちょっと面倒くさいです(´・ω・)本来はIEMメーカ(JHやUEなど)の様にカナルに大きな穴を開けてそこに音導管を並べてレジンで固めるのが王道であり、工程的に楽なんでしょうね。
1.6mmの穴を開けて、3つのバランスを考えて”2.35mm”に拡張します。穴と穴の境界は少々割れても、後ほどカナル内部をレジンで固めますので問題ありません(´・ω・)
穴の加工が終わったら仮組をしてみます。
ある程度レイアウトを考えたら、改めて前回設計したネットワーク回路をドライバに組んでみます。ドライバの本固定をする前にまず周波数の測定もしておきます。
③蓋閉め~完成!
音に問題無ければ、ドライバ、ネットワークなどをレジンで固定。蓋を閉めます。
宜しければ、蓋閉め作業は以前の投稿を参考にして頂けたら幸いです(*'ω'*)
写真のフェイスプレートは真っ白ですが後ほどグラフィックを入れました(そちらは控えさせて頂きます)
今回のシェルはクリヤにブルー系のホログラム加工にしてみました。こちらの写真で所々”青”だったり”黄”などが目視できるのがその加工です。
なかなか綺麗に仕上がりました(*'ω'*)勿論その後コーティングを施し研磨を掛けております(人の手に渡るものですからね)
以上が作業工程となります。長らくありがとうございました(`・ω・´)ノシ
PS:こちらのイヤホンですが、テスタの方の手に渡り、現在はエージングと試聴を兼ねて楽しんで頂いている様です。正式なレビューはまだ頂いていませんが今後エージングでの音の変化が楽しみだとの事でした(*'ω'*)
ひとまずホッとしております。
また前回、「SE846モドキ」のシェルに入れようとしておりましたが音響フィルタの関係上、どうひっくり返っても”収まらない”という結論に達しました(´Д⊂ヽ
引き続き、”大きめ”のユニバーサルシェルを探しております・・・。本当に自作するかもしれません(そっちの方が早いかもね・・・。)