こんにちは(`・ω・´)ノシ
暫くぶりの更新です(T_T)
今月に入って体調不良等あり、作業が全く出来なかったのですが、今回なんとかアップしようかと思いますのでよろしくです(*'ω'*)
さて今回は表題の通り、ユニバーサルイヤホンのシェルの再設計~製作まで行います。
以前製作したシェルは、製作した当初はあまり気にならなかったのですが、使用しているうちに”耳との密着感”に不満を持つようになりました(>_<)
特に普段”IEM”を愛用しているので、密着感の不満を一度感じると、気になって仕方なくなってしまいます・・・。
不満に感じる部位は、確認できていますので再設計をしてみようと思った訳です。
それでは早速始めましょう(`・ω・´)ノシ
①Fusion360で作図~3Dプリンタ出力
再設計ですので、まずは”Fusion 360”の3D作画から始めます。
Fusion360の使用については、こちらとか、こちらとか、こちらなどに過去の記事が御座いますので良かったらどうぞ(*'ω'*)
前回製作したシェルの改良すべき箇所は以下の通りです。
①ステム部分が少し長い。
②ステム~本体にかけての部分が少し太い。
改良前のシェル
特にステム~本体にかけてのRが少しきつい様に感じる為、なるべくRを無くし、シェル自体を平たく形成してみようかと思います。
改良後のシェル
シェル本体を全体的に丸みを残しつつ、シェル本体を平たくし、ステムをほんの少し短くしてみました(´・ω・)ノシ
このデータを基に、3Dプリンタにてシェルを製作(最速の設定で、”約2時間20分”でした)
②原型の表面処理~型取り~シェル製作
3Dプリンタで出力した原型は、表面がとても荒い為表面処理を行います。
表面処理完了後、シリコンにてメス型の製作を行います。
そして、完成したシェルがこちら↓
この状態でイヤピースを装着して、耳に付けてみますと・・・。
装着感良い(*'ω'*)(現時点で)
まだこの時点で、ドライバユニットなど組まれていない”空”の状態なので、何とも言えませんが、第一印象はとても良かったのでイヤホン製作に進みます。
因みに改良前との比較はこちら↓
写真左が改良前、右が改良後です。
明らかに改良前より、シェルの形状が平たくなるように成形されています。
これによってシェル全体で、耳の内側に密着する様になる筈ですが・・・。
③イヤホン製作~完成
ネットワークは新規で設計。コンセプトは”超高音域”。
構成は、Low×1、Mid~Hi×1、Hi×2の4ドラ設計。
手持ちのユニットと受動部品で、出来るとこまでやってみよう!という事でチャレンジ。
周波数特性とにらめっこ・・・。ひたすら調整の繰り返し・・・。
ん?
シェルの装着感、密着感を目的とした製作が、また脱線して設計がメインになってしまう・・・。(´Д⊂ヽ
幸い、設計もそこまでハマらず上手くいったので、良かったのですが・・・。
ユニットを組み込んで完成(*´ω`*)
シェルは、薄い紫(偏光ラベンダー)で製作。
フェイスまで思いつかなかったので、取り敢えず真っ白に。後からフェイスは製作します(>_<)
肝心の装着感は・・・。
とても改善されました(*'ω'*)
これはなかなか良いかもしれません(>_<)
ついでですので先日到着した、”耳の模型(シリコン製)”が有りますので、ディスプレイしてみましょう(`・ω・´)ノシ
うん。見事にはまってる・・・。
今回の製作は、トータルでそれなりの時間を要しましたが、時間を掛けただけあって結果はとても満足のいくものでした(*'ω'*)
こちらのイヤホン、ある程度試聴したら”試聴用サンプル機”にしようかと思います(`・ω・´)ノシ
今回はこの辺で!
それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ