こんにちは(`・ω・´)ノシ
こちらでも数回リケーブルの記事をアップした事があるのですが、実は”全て特殊な仕様のモノ”ばかりなのでした(´Д⊂ヽ(DX90改のバランスとJH-3A用のみ・・・。)
私の所有しているDAPはもう一つ”Fiio X3”なるモノもございまして、それを使用する場合”アンバランスのmmcx(ノーマル)”が必要になってきます。所有しているノーマルのケーブルは以前アップしました”HH1000A”の付属ケーブルのみですので、もし貸出(イヤホンとケーブルセットで)をした場合手元には全く無くなり、X3が使用できなくなるんです( ゚Д゚)
半年ほど前に某イヤホン屋さんのジャンクコーナーで”AUDIOTRAK Re:Cable IE-R1”というモノを見つけて(失念しましたが確か1~2,000円くらい)購入した事を思い出し今回換装作業を行いノーマルのケーブルを増やそうと目論んだ訳です(`・ω・´)
今回換装するコネクタはmmcxなのですが、部品代がそこそこ掛かります(´・ω・)。リケーブルをなさる方々はあまり気にしていない事かと思いますが、私の場合なるだけお金を掛けたくない(あくまでも個人使用の場合)と思っておりますのでちょっと加工してみます。
こちらのケーブル(ジャンク品)、の故障内容は”片側音鳴らず”でした。運が良ければ”IE2Pの根元での断線”であればらくちんです(mmcx換装の為一石二鳥)。逆に”ジャック側の断線”であれば、大した内容ではありませんが二度手間になる訳ですね(´・ω・`)
今回は運よく”IE2Pの根元での断線”でしたのでさっさとmmcxに換装です。左右が一目で分かる様に赤青のチューブを通しておきます(´・ω・`)
②コネクタ加工
今回記したかったところがココなんです( ゚Д゚)
mmcxって”コンタクト単品”で購入するとハウジングは付属してないですよね(当たり前かぁ・・・。)かと言ってセットで買うと高いと思いませんか?(私だけかも・・・。)
↑こういうハウジングが付属してセットで大体1,500円位します・・・。私の手元の備蓄品は前回のリケーブルで使用してしまって持ち合わせておりません・・・。(´Д⊂ヽ
それではハウジング部分を作ろうかな?と思います。
外径のイメージを並べてみるとこんな感じです↓
写真上段は”ストロー”外径約6mm、写真中段は”シリコンチューブ”外径約5mm。
実際通して観察すると、ストローはぶかぶか(予想通り)、シリコンチューブは内径が狭いため窮屈になります。サイズ感ではストローの径が良いかと思いました。
さて、このストローにUVレジンを流し込むとコンタクトの端子(イヤホンとの接続側)にも”もれなく”流れ込むと思われますのでこんな感じで形成してみました。↓
ストローの側面を1/3程切り取り粘土に埋め込みました。またレジンが両端から流れ出ない様に粘土で塞き止めて硬化させます。
歪ではありますがハウジング部分の基礎が出来ました。
そしてサイズ感など考えて切削して形成完了となります↓
片方できれば、あとはこれの複製で形成してやればOK(´・ω・`)
③完成(*´ω`*)
ハウジング部分に熱収縮チューブで覆って完成となります。完成して思ったのですが、”赤青の熱収縮チューブはダサい”と思ったので普通に黒に変更します・・・。(´Д⊂ヽ
使用感(加工部分)は、すこぶる良好。コネクタの着脱が容易に出来ますので、交換時の配線へのストレスもそんなに掛からないと思います(´・ω・`)
今回のケーブル「AUDIOTRAK」ですが、音質に関しては聴き込んでない為控えさせて頂きますのでご了承ください。音質には関係ないですが、少し気になった事は”ケーブルのタッチノイズが結構気になる”くらいでしょうか・・・。
今回はハウジング部分をレジンで形成しましたが”もし配線の断線が発生した場合”は、レジンの部分はニッパーなどで容易に破壊出来ますので作業的には問題無いかと思っております。
デキアイのモノはらくちんで良いですが、私の場合”遠回りでも”モノつくりをしたいという気持ちで楽しんで行っております(*'ω'*)今回の作業も”小一時間”で行いましたのでチャレンジしてみては如何でしょうか?
それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ