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レジン加工あれこれ:その③(せっかく作ったのに・・・。(´Д⊂ヽ)

マテリアル

こんにちは(`・ω・´)ノシ

 

去年の夏の暑さ対策(作業場所)は、100均ショップの扇風機(100均ショップで300円)プラス時々エアコンで凌いだのですが、”100均扇風機の風量の弱さ”に耐えられず、こちらを導入↓

 

flowflowflow クリップ型モバイルファン【USB充電可能】

 

 

私の場合、通販での購入ではありませんが、店先で風量なんかを確認したところ、「結構風量あるね(*'ω'*)」と感じた事と、形状がクリップですので作業スペースの縁に挟んで固定という風に使っています。

風量も「そよ風→弱→中→強」と調整出来ますし、また本体にリチウムポリマー電池も内蔵されており、満充電すれば2~8時間の稼働が出来ます。

風量や使い勝手等とても気に入ったのですが、暑い作業場で使っても、”無いより”は良いのですが、出来ればエアコンなどの空調機器と併用する事をお勧めします(。-∀-)

100均扇風機と比較するのはいけませんが、かなり快適になりました(*'ω'*)

 

また今回も冒頭から、ブログのネタとしてはあまり関係ない内容で申し訳ありませんm(__)m

 

今回は、不定期企画の第3弾になります(`・ω・´)ノシ

 

イヤホンのシェルをリューターなどで切削していますと、誤ってシェルに傷をつけてしまう事があります。

予防策(保護の箇所にマスキングを貼る等)も当然御座いますし、何より慎重に集中して作業をすればミスも起こり難いとは思いますが、失敗する時はしますよね?

 

今回は傷が入ったシェルのリカバリを段階を経て行ってみようかと思います。

 

 

まず、傷の無い研磨処理済みのシェルです↓

クリヤパープルの偏光カラーになります。

 

クリヤのシェルに、ぱっと見「汚れ?埃?」に見えるのが偏光カラーです。写真撮影が下手なので偏光の綺麗さが全く伝わりませんね・・・。(´Д⊂ヽ

 

 

ここに、mmcxの取付穴を加工しますが、その時に勢い余って・・・。

シェルの外観に傷を入れてしまいました(>_<)

 

光に反射したら良く目立ちます(写真2枚目)。

記事の為に、故意に傷を入れました(意識したら全く失敗しないものです・・・。(´Д⊂ヽ)

 

 

今回のリカバリは、ヤスリなどの研磨で行おうと思います。

 

 

早速始めてみましょう(`・ω・´)ノシ

写真の通り、#1000の耐水ペーパーを掛けます。

 

まず、このリカバリーのルールを説明します。

①手間をかけても傷を消す。
②なるべく薄く切削する事を心掛ける。
③傷のところばかりを削らない

 

たった3つのルールですが、この3点を守って進めます(`・ω・´)ノシ

 

最初の段階で1000番のペーパーで切削していますが私の場合、これが時間は掛かるが、一番調整し易い番数だと思っています。

 

工程は、

①削る(あまり力を掛けず)
②傷確認
③ペーパーとシェル上の削りカスの除去

傷が消えるまで①~③の工程をひたすら繰り返します。

特に、③の工程が重要です。

 

あと少しです( ;∀;)

 

 

やっと消えてくれました( ;∀;)

 

ココからは、ペーパーの番数を徐々に上げて、研磨処理します。

 

#1200

 

#2000

 

#3000(スポンジ研磨)

 

#4000(研磨フィルム)

 

ここまでがペーパーやフィルムによる研磨になります。

この時点でも、本来の傷消しと艶出しの研磨の効果は出ておりますが、まだまだよく見ると磨き傷が見えたりします・・・。

 

ココより、コンパウンドによる研磨加工に入ります。

 

3M(スリーエム) 仕上げ用 750ml 5985

 

↑当ブログでもおなじみの”3M ハード・2-Lコンパウンド超微粒子(品番:5985)”

名称が長いので当ブログでは、以後”5985”と呼称させて頂きます(今更ではありますが・・・。)

 

 

そして仕上げに、↓今回初登場となりますコンパウンドを使います。

3M 艶出し用 ウルトラフィーナ グロスアップ 473mml 5959

 

名称長いので、同様に”5959”と呼称させて頂きます(´・ω・)

 


5959で仕上げ(`・ω・´)ノシ

 

 

写真向かって左が、傷を入れる前。右がリカバリ後。

 

外観の観察をしましたが、十分リカバリできたと思います。

勿論傷も全く無くなりましたし、周辺のヤスリの研磨傷もほぼ無くなりました(*'ω'*)

 

今回私が使用したペーパー類は普通に流通しているモノなので、比較的簡単にリカバリに挑戦できると思います。

コンパウンド類(5985、5959)は量も多く、それなりの価格ですので模型店などで扱っている”FINE”以上の細かいコンパウンドであれば十分代用が利くと思います。

要は、下地の研磨処理を丁寧に行えば、満足のいく仕上がりになるという事ですね(*'ω'*)

 

 

切削、研磨で一番気になる事を忘れてましたね?

 

そう、シェルの厚みの誤差です(´・ω・)

計算せずにシェルに傷を入れましたので、どれ位の深さの傷が入ったのか正直解りません(>_<)ただ、未加工の対面側の厚みと比較すると傷の深さのおおよそも確認出来ますよね。

 

取り敢えず計測してみました


写真向かって左が未加工面。右がリカバリ面

 

未加工面の厚み:約2mm

リカバリ面の厚み:約1.9mm

おおよそではありますが、傷の深さは”約0.1mm”という事になります。

今回使用したシェルは、2mmの厚みが有りましたので、十分切削研磨によるリカバリで対応できましたが、製作するシェルの厚みによってリカバリ方法は、考慮するべきなのでしょうね・・・。

時間があれば、コーティング(傷消し目的のみ)によるリカバリも検証できればと思います。

 

 

今回はこの辺で!

それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ

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