こんにちは(`・ω・´)ノシ
リュータ問題もまだ解決しないですが、少し前に買うだけ買って放置していたジャンクイヤホンの事を思い出し、気晴らし(?)に点検(場合によっては修理)をしてみようと思います(`・ω・´)ノシ
良い気晴らしになればよいのですが・・・。
①現物確認
商品札の通り、SE535STD(R側)とSE535LTD(R側)の二つです(どっちもR側という)。
写真を撮らずに作業を始めてしまい、解体前のイヤホンが無い事に気付き、仕方なく商品札のみとなります・・・。申し訳ないです(´Д⊂ヽ(こればっかり・・・。)
念の為、店名や価格などボカシを掛けます(店名は意味無いか・・・。)。
価格は率直な感想としては・・・。
ジャンクにしてはちと割高の様な・・・。(´Д⊂
では現物の詳細を・・・。
品名:SE535STD(R側)
故障内容:ドライバー不良により音量かなり小さいです。(原文のまま)
所感:本当にドライバ不良であればちとまずい。でも全て壊れている訳ではないと思うので、最悪一部、部品取りとして活用か?
品名:SE535LTD(R側)
故障内容:破損 (原文のまま)
所感:ストレートな故障内容(>_<)ただ、故障としては意外とこっちの方が楽に直るのでは?と思います。
いつも思う事があるのですが、こんな内容のジャンク買ってきて、”とても面白がっている自分”と”後悔(値段があまり安くない場合)している自分”が同居してまして、とても変な気分です(´・ω・)
②動作確認
ここで気になる事に気付きました。それがこちら↓
殻割をしようと思ってましたが、すでにどちらも割られてました・・・。
しかもアプローチの仕方などほぼ一緒の割り方。
これ割った人同一人物でしょかね?
どっちにしても・・・。美しくない・・・。簡単なのにね・・・。
まあシェルは要りませんのでどうでも良いです(´・ω・)
殻割済みなので簡単ですが・・・。
んー・・・。
やっちまってるね・・・。(´・ω・)
殻割した時に、”勢い”で基板(フレキ)千切っちゃったのね(。-∀-)
こりゃぁ確かに”破損”ですね(´・ω・)”フレキ千切っちゃった”って書けないか・・・。
実際、SE535のこの部分は弱い(千切れやすい)です。もしかしたら弄ってる間に疲労で切ってしまったかも(良い方へ考えよう)
因みに、千切れてた方は”LTD”の方です。
一方、STDの方は・・・。
音響フィルタが破れてました・・・。(。-∀-)
中身の確認も出来ましたのでお次は”周波数測定”をしてみます(`・ω・´)ノシ
②周波数測定
まずは気になる”STD”を確認。
測定の基準は自前のドライバユニット(LTD仕様)と比較します(`・ω・´)ノシ
測定環境を同条件にするために、音導管の口径、長さ、音響フィルタの位置を合わせます。
※今回の測定は、”メンテナンス目的”でのものであり、同条件での比較で差異を計測するものです。
つきましては、”オリジナルの周波数特性の測定結果では無い”事をご理解ください。
赤がターゲット(STDジャンク)、青がサンプル(自前正常品)
低中音域出て無いですね・・・。こりゃ困った(。-∀-)
取り敢えず、まず出来ることから始めましょう(`・ω・´)ノシ
ドライバを再半田してみます(´・ω・)これで直れば儲けものですが・・・。
赤がターゲット(STDジャンク)、青がサンプル(自前正常品)
よかった!直った!(>_<)
ただこの手の故障は、実は”別に原因があり”一時的に回復している場合がありますので、エージングは必要だと思います。
次は”LTD”を測定してみます(`・ω・´)ノシ
測定前に、千切れた部分を配線でmmcxに半田付けします(。-∀-)
そして測定(`・ω・´)ノシ
問題無し!(`・ω・´)ノシ
殻割時にフレキ切っただけだったんでしょうね・・・。ある意味お得なジャンクです。
そして、今回のドライバの測定値を合わせてみます。
お疲れさまでした!(`・ω・´)ノシ
カスタムシェルに入れれば”SE535”は完成しますが、一旦予備部品として保管しておこうと思います。(いつもながらドキドキものです・・・。)
大した内容ではありませんでしたが”リュータの案件”もあり、こういう息抜きもまた必要かと思います(自分的には)
それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ