こんにちは(`・ω・´)ノシ
ご無沙汰の投稿で御座いますm(__)m
書きたい事は沢山あるのですが、なかなか時間が作れないです(>_<)
なんとか時間を作りたいものです・・・。
前回は”SparkMaker(3Dプリンタ)”のハードウエアアップデートの模様を記しましたが、今回は、アップデートしたSparkMakerを使用して、ダイナミックドライバ用のシェルを製作してみようかと思います(`・ω・´)ノシ
以前、↓この様な画像をアップしていましたが・・・。
こちらの、カーボン以外のステム含む箇所の設計とプリントを行います。
因みに、こちらの画像のステム周辺は、市販の中華イヤホンのモノです。
まず設計から始めましょう(`・ω・´)ノシ
Fusion360は過去にアップしてますので、よろしかったら下記のリンクからどうぞm(__)m
①導入~
②色々失敗・・・。(´Д⊂ヽ
③サイズ変更等
④バージョンアップ?
と、今までいろいろと製作していったのですが、今回はイヤホンの一部パーツという事で、取り敢えずは”中空品”を製作してみます。
つまり、今まで私が製作してきたシリコン型を作る為の原型製作ではなく、プリンタで中空(シェルそのもの)のシェルを製作する訳です(´・ω・`)
中空のシェルを作る訳ですが、少し小さいモノですのでいろいろ心配事はあります。
ですが、プリンタの解像度も向上したので、その辺りは上手くいくのでは?と期待しております(`・ω・´)ノシ
大雑把に作図してみる↓
基本はカーボンパイプの内径、外径を考慮して作図。思いついたように作図を進めてプリント・・・。
因みにシェルの厚みは”0.6mm”に設定。
想定していた感じでプリントは出来ました。
が・・・。
ステムの根元が・・・。(´Д⊂ヽ
サポート不足?斜度の問題?
取り敢えずサポートをステムの根元辺りにも備え付けたのですが、全くダメでした(´Д⊂ヽ
という事はプリント時の傾け方ですかね?
色々な角度でプリントしましたが、なかなか上手くいかずバット(レジンの入った容器)の底にへばりついてしまったりとか・・・。まあ時間ばかり過ぎてゆきました(´Д⊂ヽ
そして、数度の角度調整とサポートの追加で出た結論がこちら↓
プリント面から見て、ステムが垂直(90°)になる様に設定したところ、孔が空く事も無く無事プリント出来ました(´Д⊂ヽ
ただ、実際にプリントしてみて気になったところが・・・。
ドライバが収納される部分が長い(。-∀-)
こんな修正はすぐに出来ますので、ささっとやってみます(`・ω・´)ノシ
修正前はこちら↓
修正後がこちら↓
修正はしましたが、やっぱりプリントしてみないと分かりません(。-∀-)
早速プリントしてみましょう(`・ω・´)ノシ
普段使用しているレジン液は”クリヤ”なので、試しに染料で色を付けてみましょう。
取り敢えずパープルにしてみた
そして、プリント結果がこちら↓
ステム根元も問題無し(。-∀-)
普通に染色も出来ましたので、今後は色々なカラーで試してみようかな?と思いました。
それでは、カーボンパイプに乗せてみましょう。
比較として、修正前のバージョンも乗せてみます。
修正前バージョン
修正後バージョン
少しだけ気になったので更に短縮したバージョン↓
修正後バージョンその2
3バージョンのサイズ比較↓
向かって左から、修正前~修正後~修正後Ver2
修正後を更に短縮したバージョンは、流石に削り過ぎた感がありますので、修正後とVer2の中間位のサイズで収めようかと思います。
また、ステムが若干(?)長いかなと感じましたので、こちらも詰めてみようと思います。
こちらの部品が完成するまで、数多くのテストプリントが行われ、失敗を繰り返しました・・・。(´Д⊂ヽ
普通にプリントしていたユニバーサルシェルの原型でさえ・・・。
プリント不良が沢山・・・。(´Д⊂ヽ
この画像のモノは、”まだ”形になっているモノなのですが、コレの倍以上は、バットに癒着し形さえもありませんでした・・・。(´Д⊂ヽ
一回バラして組み上げている為、プリントしながら微調整を行い、何とか使えるようになった頃には2週間ほど時間を費やしていました。
と言いつつも2週間着きっきりという訳ではなく、”毎日短い時間の合間”での2週間ですので、正味1週間位かなと思います(。-∀-)
3dプリンターも大分使える様になりましたので、今後はFusion360を弄って慣れていければと思います(>_<)
今回はこの辺で!
それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ