こんにちは(`・ω・´)ノシ
前回の最後に、”久々に買い出しに行った”と記しましたが、今回はその中でも2点ほどの部材のレビューを行ってみようかと思います(`・ω・´)ノシ
今回買い出し品はこちら↓
本当は、買い出しと言いますか、用事のついでの買い物でしたのでこんなモノです(´・ω・`)
①アルテコ:瞬間接着剤(802円)
②パジコ:宝石の雫レジン用コート剤(518円)
③パジコ:宝石の雫専用ポンポンアタッチメント(518円)
④ハセガワ:セラミックコンパウンド(1,060円)
以上です。
①のアルテコ瞬間接着剤は、以前このブログでも紹介させて頂きました。
瞬接特有の白化し難いのでおススメです(`・ω・´)ノシ
今回リピート購入です(*´ω`*)
②のレジン用コート剤ですが、こちらの商品は”今年の7月”に発売されたばかりの新製品です(`・ω・´)ノシ興味ありませんか?レビューも少ないので行ってみようかと思います!
④は単純にモデラー(模型)の方々に、高評価を受けている商品の為是非とも体感したかった訳で購入。レビューもします。
まずは宝石の雫レジン用コート剤から始めましょう!
レジン用コート剤とアタッチメント
内容は、
・レジン用コート剤:本体×1個、説明書×1枚
・アタッチメント:アタッチメント×1、アタッチメント用キャップ×1、塗布用パフ(大×1、小×1)、説明書×1
各、定価480円(税抜き)で御座います・・・。
税込みで購入しますと、2つで1,000円オーバーです・・・。(´Д⊂ヽ
質や使い勝手などを考慮して、後ほど纏めますね。
早速使ってみましょう(*´ω`*)
アタッチメント装着
コート剤の蓋を外し、アタッチメントを取り付けます。
ねじ込み式ですのでとても簡単です。
袋の中でシール剥離してるし・・・。
パフ(小)を使うつもりでしたので、問題無いです。袋の内側に張り付かなくて良かった(>_<)
アタッチメントにパフの接着面をつけて完成。
使用後は、パフに吸っているコート剤を十分ふき取り、専用のキャップで保護します。
ここまでの突っ込みどころは、説明書では
との事・・・。
宝石の雫シリーズは、コート剤の他”有色”の顔料もあり、実際の説明書にも使用例として記載されています。
つまるところ、”アタッチメントの使いまわしはしない”前提の商品の様です(使いまわすとパフにいろんな色が混ざって・・・。)
あと、ティッシュ使って拭き取ると、ティッシュの細かな繊維が付着して”次回塗布するアクセサリ”に付着する恐れがあります・・・。この説明書、その辺りに”疎い方”には全く優しくないですよね・・・。(。-`ω-)
ただ、その辺りを問い合わせると、
ってアナウンスされるのがオチでしょうね(´・ω・`)
完成間近のアクセサリに”毛屑”が付着って・・・。私ならテンションだだ下がりです(´Д⊂ヽ
もう少し、このコート剤について調べてみましょう。
ファーストインプレッション
見た目、臭いなど分かり易いところから確認してみます。
次に各種溶剤を使用して、溶解するか確認してみます。
説明書記載の成分には、有機溶剤、合成樹脂としか記されていなかったので、説明書での推奨である無水エタノールが手近に無い場合に、他に使える溶剤があるかを確認してみます。
エナメル系溶剤
パジコは、アクセサリの部材を多数販売しているメーカーなので、安易にエナメル系かな?と思いエナメル溶剤と合わせてみました。
結果は上記画像の通り、コート剤とエナメル溶剤が分離してしまいました。
という事で、エナメル溶剤では除去できないと思います。
アクリル系溶剤
アクリル系ですと、臭いのそこまで強くなく”ラッカー系”と比べて人体への影響も少ないと言われていますので”妥当かな?”と思ったのですが、溶剤にコート剤を加えた途端、白濁化して固まってしまいました。
という事で、アクリル溶剤も無理そうです・・・。
ラッカー系溶剤
ラッカー系溶剤は、一般的な”模型用うすめ液”を使います。
予想はしていましたが、溶解し分離もしませんでした。
どうしても、手近に”無水エタノール”が無い場合には代用が利きそうです。
但し、ご存知の方も多いかと思いますが、念のため。
有機溶剤(シンナー、うすめ液、エタノール)を使用する場合は、
有機溶剤は、皮膚から吸収し易く、有機溶剤で溶けた合成樹脂が、皮膚から体内に取り込まれ様々な不調を発する場合が御座います。
本当にご注意ください!!
それでは実際に樹脂に塗布してみましょう!
と、その前に”ポリ袋”に試し塗りをしてみましたが、塗布した直後、白濁化しました・・・。
不安になりましたが、時間が経過すると、白濁も消えて透明になりました!
取り敢えず一安心です(´・ω・`)
やっと実践です(`・ω・´)ノシ
こちらのシェルの側面に塗布します。
研磨をあまりしていないシェルを選択。所々ぼやけてます。
パフでポンポンと塗布
表面がパフでデコボコになってしまいました・・・。(´Д⊂ヽ
乾燥するまでの間に、慣れるのかな?
・・・。
慣れなかった(>_<)
じゃあ軽くコンパウンドで研磨してみようかな?(悪癖発動・・・。)
コート剤、剥がれた・・・。(´Д⊂ヽ
敗因は・・・。
・一回塗布(重ね無し)で行った事。
・硬化時間が短い(約一時間)
・下地を”ペーパー”などで荒らしてなかった
こんなところでしょうか・・・。
上記を踏まえて、パフで塗布せず”筆塗”で薄く(重ね塗り無し)塗ってみました(`・ω・´)ノシ
・・・。(。-∀-)
何だ?この塗料・・・。
筆塗直後は全くデコボコはありませんでしたが、乾燥後”パフで押した様に”デコボコになっている・・・。
うーん・・・。
私は、”ツルッツル”の表面が好みなので、このコート剤は・・・。
もう使わないと思います(個人的見解)
もしかして、ここから研磨?
それって何の為のコーティング?(ウレタン塗装やレジンコートなら分かりますが・・・。)
ここで総評を・・・。
とにかく価格は、ちょっと高いです。アタッチメントを合わせると”1,036円(定価税込み)”ですからね・・・。単純に塗料として考えたら、バ〇高いです(>_<)
それともこのコート剤、とても高価な素材を使っているのだろうか・・・。
パフの手入れなどが面倒な事と、高価(もう一本コート剤が買える値段)である事から、個人的には”筆塗”おススメではあります。筆なら100均ショップでも買えますからね(´・ω・`)
筆も可能であれば、模型用など溶剤などに強いモノが良いのですが、抜け毛など注意しておけば100均の筆でも十分活用できます(今回は実際に使ってみました!)
だったら、刷毛のついた器で販売してほしかったですね↓
パジコさん。一考頂けたらと思います。m(__)m
そしたら”アタッチメント”売れなくなっちゃうか・・・。(。-∀-)
肝心の、”皮膜の強度”に関しては、過信は禁物です。
普通に”塗料の一種”として考えた方が良いと思います。
強度的には、模型用水性カラーの出だしの頃(相当昔・・・。)くらいの”強度と乾燥時間”と感じました・・・。(タ〇ヤカラーではなく、初期の水性ホビーカ〇ー)
2度重ね塗りのシェルを”3日”放置したモノを、指で少し強く押すと指紋跡が付きました。
一週間位放置してみますかね?(。-∀-)
よって、直接耳に触れて擦れる事を考慮すると、イヤホンのコーティング剤としては不向きという結果に落ち着きました(´・ω・`)
恐らく短い期間で剥離、摩耗してしまうのではないでしょうか?
あくまでもアクセサリ用という事なので、仕方がないかな・・・。と諦めてみます・・・。
ここ最近コーティング剤に頼らず”研磨”で処理している人が、レビューするモノではないのでは・・・。とも思ってしまいました・・・。(。-∀-)
なんだか、結果的に”散々”なレビューとなってしまいましたが、個人的には、”こんな意見を持っている人もいるんだな?”って位に感じて頂けたらと思いますm(__)m
今回はコート剤の”人柱レビュー”だけで長くなってしまいましたので、次回以降に”ハセガワセラミックコンパウンド”のレビューを記したいと思います。
それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ