こんにちは(`・ω・´)ノシ
大変ご無沙汰しております(´・ω・`)
色々と作業と実験の日々で投稿が滞っておりました。
さて改めまして、以前ジャンクのTF10(10Pro)を分解点検を行っておりましたが、やっと音響フィルタを購入出来ましたのでリシェルを行おうと思います。
※今回行う作業は個人的な検査、実験、検証を兼ねております。本来は行わなくてよい作業も含まれますのでもし参考にされる様でしたら自己責任でお願い致します。
①ネットワーク基板から部品を取り外す
今回はレイアウトの自由度をアップさせるためネットワーク基板から全ての部品を取り外します。
写真には載っておりませんがもちろんBAユニットも全て外します(´・ω・`)はんだこてを使ってささっと手早く(手早くしないと部品を熱で痛めますので)取り外します。
②ネットワーク再構成
ユニバーサル基板を使って組むことも考えましたが、それだと簡単なのであえてカスタムIEMメーカーのごとく、”空中配線”でやってみます。
ネットワークは単純な構造なので、それを直接リッツ線で繋げます。それと説明が飛びましたがもう一つの写真では”音響フィルタ”の位置を記しています。実機でも音響フィルタはかなり近接しておりますので一応再現してみます。
③シェル製作 其の1
今回は不透明の黒にしました。素材はこちら。音導管の穴加工、mmcxの取付穴の加工をピンバイス、リュータなどで行います。
④シェルへ組み込み
レイアウトはなるべくカナル部分にBAユニットを収める様にします。空中配線になっている配線と部品はシェルの内側に配置を考えながらUVレジンで仮固定します。
④周波数測定、蓋閉め
蓋閉めをする前に周波数測定を行い、自身の耳でも確認します。ちょっと変だな?と思ったら、ユニットを取り外し再点検します。
問題が無い様でしたら仮固定していた配線、部品、BAユニットをUVレジンでしっかり固定し蓋を閉めて全体を均します。
今回は以上となります。次回はシェルの外観加工を記したいと思っております。
それではありがとうございました。(`・ω・´)ノシ