こんにちは(`・ω・´)ノシ
先日アップした記事で”周波数特性の差”で一旦中止をしましたが、今回はおそらく大きく影響されているであろう”ドライバユニットのブラケット”の試作製作を行っていこうと思います(`・ω・´)ノシ
①オリジナルのカナル部分(ブラケット)観察
まず”オリジナルのカナル部分(ブラケット)”の外観の観察をします。
○カナルの側面に”ベント孔”が確認出来ますが”再現(同じ配置に)”は必要か?
→今のところ不明ですので保留。
○ユニットとカナル部分は”両面テープのような物”で固定。
→作業的には再現はさほど困難ではなさそうなので保留。
○カナル(音導)の角度、内径は重要か?
→これはどちらも再現した方が良いでしょう
うーん・・・。保留の事項が2つもありますね・・・。(;´・ω・)
まあ何でもかんでも再現しても仕方ないのでまずは最低限再現する事で進めてみたいと思います。
②ブラケット製作
UVレジンにて半円型状のものを製作。オリジナルと比較すると、ひと回り小さくなりましたがそんなに影響はないと思いますのでそのまま進めていきます。
どうでもいいんですが、撮影用の土台に”ねり消しゴム(コーラの香り)”は失敗だったと思う・・・。(;´・ω・)なんか色味が汚い・・・。別にコーラの香りも要らないし・・・。
例のごとくリューターで切削作業。少し小さめですが音導として3mmのチューブを取り付けます。
取り付けたチューブにレジンを乗せて硬化、ある程度の厚みが成型できたらチューブを引っこ抜き”レジンのみ”の成型品にします。理由は”レジンのみであれば内径をリューターで調整できるから”です(因みにオリジナルの音導の内径は”4mm”です)
リューターで切削加工後がこちら↓
このブラケットが完成に要した時間は”約30分弱”です。考えながら製作したので次回からは時短できると思います。リューター作業が苦で無ければ簡単に行えるのではないでしょうか?
③ドライバユニットに取付、周波数測定
オリジナルはカナル部分とドライバユニットは”両面テープのような物”で固定されていましたので今回は”検証と仮固定”を目的としてDDユニットの固定用両面テープを使ってみました。
以前”AliExpress”にてDDユニットを購入した際に付属していた両面テープですが、微妙にサイズが小さかった(両面テープの内径は5mm、ドライバユニットの内径は5.7mm)ので4等分にして使用しました。
これで大まかなブラケットは完成となりました。
いよいよ測定となります(`・ω・´)ノシ
まず半円形状に音導の穴を角度を考慮して開けたもの(チューブを使用した音導の加工前)で測定していたものがこちら↓
赤がオリジナル、青が穴だけのブラケット。
うん・・・。なんかこれはこれで面白そうですが・・・。やっぱり変です(´Д⊂ヽ
そして、音導の加工後(チューブを使用した音導の加工後)の周波数がこちら↓
赤がオリジナル、青が音導の加工ブラケット。
結構近付けたと思います。あと少し・・・。(´Д⊂ヽ
もう少し頑張ろう・・・。(´Д⊂ヽ
ここで当たり前な結論。
オリジナルのブラケットを真似て製作すれば、そこそこ近付ける!!(当たり前だろ!!)
大事な事は”音導管の角度と内径”を考慮して製作ですね(´・ω・`)
リモールドが完成しましたら、またアップさせて頂きますのでその時はよろしくです(*'ω'*)
それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ
あっ・・・。”ベント孔”の事忘れてた・・・。(;´・ω・)