こんにちは(`・ω・´)ノシ
自作イヤホンの製作において、避けられない作業・・・。それは・・・。
シェル(イヤホン本体)の表面処理!!(`・ω・´)ノシ
このブログでも自作イヤホンの表面加工において、色々な解説を記事にしましたが、最終的な結論としては・・・。
”研磨による艶出し”
という、個人的な結論に達しました。(2024年1月時点)
研磨による表面加工はここ数年行っていたのですが、製作の最初期の頃には、”クリアレジン”によるコーティングで仕上げたモノもありました。
↓そのうちのひとつがこちら↓
JH-3A with JH16PROというかなりレア(色んな意味で)なイヤホンです。
こちらのブログを初めて最初期の頃に製作(リシェル)したイヤホンです。
当時からも少し時間が経っており ”高級イヤホン”とは言え、様々な不満を感じていた為、思い切ってリシェルしたものになります。
コネクタなども結構無茶なモノだったので、当時JHオーディオで採用されていた、”XLRコネクタ(4ピン)”についでに改造した記事です。
またイヤホンの性能を発揮させるには、セット売りしていた”JH-3A(ポタアン)”を使用しないといけないという事なので・・・。
ここ最近はお蔵入りとなっていました。
今現在思うと、レジンでコーティングかぁ・・・。経年劣化が怖いかな・・・。という事を考えますが、あの当時は1つの表面処理の工程(仕上げ)くらいにしか思ってなかったですね。
実際にはIEMメーカー(Unique Melody、qbcなど)ではUV系コーティングしているので、それなりのコーティング剤(UV硬化するやつ)を使用すれば問題無いんでしょうね?
製作から ”約6年” レジンコーティングがどうなったのかを検証結果を兼ねて記事にしようかと思います。
問題無きゃそれに越した事はないですが、どうなる事やら・・・。(;´・ω・)
っと、前置きが長くなりましたが、そこそこ封印されていたのでどうなってるかな?とよーく観察してみると・・・。
なんか剥がれてる・・・。(;´・ω・)
ペロンペロンペロン・・・。(;´・ω・)
ぎゃあああ・・・。(;´Д`)
スゲー剥がれだした!
これは無い・・・。(;´・ω・)
やっぱりコーティングより、研磨の方が良いでしょう・・・。
因みに同時期に製作したオリジナルイヤホン(研磨仕上げ)は、全く問題無し。
仕方ないのでここから研磨して仕上げましょう(`・ω・´)ノシ
研磨は以下の通りで進めます。
②コンパウンド処理
③コーティングポリマーで仕上げ(念のため)
次に作業解説をいたします(`・ω・´)ノシ
◎心掛ける事は、”強く磨かない” 特にIEMの様な個人の耳に合わせた形状ですので、密着感が著しく損なわれる可能性が御座いますので慎重に。
◎ペーパーは耐水ペーパー。直ぐ目詰まりするのでこまめに交換。
ポイントは、”ケチらない” 目の詰まったペーパーは上手く研磨が出来ない為、”必要以上に擦ってしまいがち”になります。
◎耐水ペーパーをお勧めしてますが、ペーパーに水を塗布して研磨するのはNG。
そもそも、BAドライバは ”湿気に非常に弱い” ので避けましょう。
◎基本ですが、番手の荒いところから始める。最近では、粗目、中目、細目といった感じのセットも販売しておりそういうモノも良いかもしれません。
下記は私が研磨に使用しているコンパウンドです。使う順番で並べてみます。
↑こちらでは定番のコンパウンド。
取り敢えずこれでご機嫌を伺います(´・ω・`)
↑今こんなセット品があるんですね。これはお得だ!(;´Д`)
私、これ全てレギュラーサイズ買ってたので、値段もさることながら量も大変です。
でも私の場合は製作量が多いので、みるみる消費します(;´Д`)
これは仕上げ次第ではしなくてもいいともいます。(ほんとオマケです)
こちらのレビューは過去の記事に掲載しています。是非どうぞ↓
という事で、仕上がりました(`・ω・´)ノシ
一番懸念していた装着(密着)感も問題なかった(;´Д`)
因みにコーティングに良さげな ”ウレタン塗料” なるモノもありますが、なるべく避けた方が良いでしょう。同様の事象が発生する可能性が御座います(´・ω・`)
カーモデルやバイクモデルで起こるんですよ・・・。酷いよね(;´Д`)
自作なら、磨いた方が愛着が湧くってもんじゃないかな?ってお節介ながら思うのであります(´・ω・)ノシ
そんなこと言書いといて、また心変わりしてレジンコート始めっちゃったりして・・・。
まぁ日々研究という事で・・・。(´・ω・)
今回はこの辺で!
それではありがとうございました(`・ω・´)ノ