透明シリコンの比較検証(代替品として検討?)
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透明シリコンの比較検証(代替品として検討?)

こんにちは(`・ω・´)ノシ

今年ももう12月です(´・ω・)ノシ

近年感じている事ですが、秋を体感する事無く、すっかり寒くなりました(´Д⊂ヽ

寒いのは苦手です(>_<)

夏は暑くてイヤだ!冬は寒くて苦手だ!

・・・。ほんと、つくづく人間て勝手だよな・・・。と感じる今日この頃(勿論私の事ですよ)

さて今回も表題の通り、

シェルの製作に利用している、型取り用シリコンの記事になります(´・ω・)ノシ

備蓄の透明シリコンを丁度切らせてしまい、実店舗に買い出しに行こうかと思ったのですが、ついでの用事も無い為通販で仕入れようと思った訳ですが・・・。

ネットで探すと他社のモノも発見しましたので、今回はほんの好奇心で他社のモノを使ってみようかな?と思ったのでした(´・ω・)ノシ

普段使用しているシリコンは?

私が愛用しているのはこちら(大体送料込みで”5,000円弱”の様です)↓

メーカー:ボークス 1kg (硬化剤、スポイト付き)

皆様ご存知の”造形村透明シリコン”です。
海洋堂に並ぶ老舗のガレージキットメーカーブランドの商品です。

ガレージキットの型取りのみならず、自作イヤホンを趣味にされている方々に絶大な信頼のモノで御座います。

使用方法は過去の記事にありますので宜しかったらどうぞ↓

なぜ”透明シリコン”を選ぶのか?

シェルを製作する場合、UVレジンで成型するのが一般的です。また比較的容易に製作出来ます。

上記のUVレジンでの製作の場合、メス型の外側よりUV(紫外線)を照射しますが、UVがメス型を透過し、UVレジンに当たる様にしなければならない為、透明のシリコンを選ぶ必要がある訳です。

また、透明(正確には乳白色)シリコンはあまり種類も無く、耐久性やコスパを考慮すると選択肢がかなり絞られます。

また”スーパークリヤシリコン”なるモノも御座いますが・・・。↓

透明度は申し分ない様ですが、なにぶんコスパ的(価格、耐久性など)にあまりお勧めできないみたいです。

今度機会がありましたら使ってみようかな?とは思いますが・・・。(どんなもんだろ・・・。)

ここから本題です(`・ω・´)ノシ

今回使ってみたのはこちら↓

メーカー:旭化成 M8520 1kgセット(硬化剤T-40付属)

信頼の”旭化成”ブランド。中々の安心感です(´・ω・)ノシ

これで使い勝手が悪いモノなら・・・。(。-∀-)

①内容の確認(容器に移した状態)

見た目の違いは・・・。

正直、見た目の違いは判り難いですが、若干透明度は・・・。

まあ・・・。造形村のシリコンだって、OEM品ですしね・・・。

攪拌してみる(´・ω・`)

②比較(造形村との比較)としては・・・。
評価の高い”造形村”との簡単な比較を以下に記してみました(´・ω・)ノシ
①粘度(硬化前)→若干高い
②粘度(硬化後)→同等(差を感じない)
③透明度→若干濃い

①の粘度に関しては、”真空おひつ”での気泡の抜け具合で比較。気泡の抜けは”造形村”と比較して若干劣る(抜けが悪い)。イメージとしては泡立つ感じ?

②の硬化後の粘度(粘り)は、正直解りませんでした(。-∀-)

③の透明度が一番気になるところですよね。若干ですが乳白色が濃いです。これは比較すると一目瞭然です↓

向かって左が”造形村”、右が”ワッカー”

この透明度が、レジン硬化にどのような影響があるか実際に硬化させて確認してみます。

条件(素材、UV照射時間)は全て統一して比較。

造形村→1.6mm

ワッカー→1.3mm

透明度の差が、若干の厚みに影響しています。

厚みに問題がある様でしたら、お好みで普段より多めに照射するのがよいと思います。

総評として・・・。

十分使用には耐えられる商品かと思いますが、作業効率(気泡が抜け難い、UV照射時間の延長)と価格(そこまでコスパが良いとは言い辛い)から考察すると・・・。

出来るなら”造形村透明シリコン”の選択がベターではないかと思います(´・ω・`)

かくいう私は、”1kg”を使い切るまで使わないといけないんですが・・・。

今回の記事、何方かのお役に立てれば幸いです。

それではありがとうございました(`・ω・´)ノシ

オマケ(`・ω・´)ノシ

※ココより以下は”自己責任”で閲覧してくださいm(__)m

今回紹介したシリコンは、硬化剤を混合させて硬化させるタイプのモノなのですが・・・。

シリコンあるあるをひとつ。

先に硬化剤が無くなってしまう(。-∀-)

いくら量って使っても硬化剤が、足らなくなってしまう(´Д⊂ヽ

そんな時どうしたらよいか?

混合率を守らない(`・ω・´)ノシ

コレにつきます。

それじゃ固まんないんじゃないかい?

確かに少なすぎてはいけませんが、少なくてもちゃんと攪拌して、時間を掛ければ硬化します。

硬化剤を少なくして硬化させる利点を2つ挙げましょう(`・ω・´)ノシ

①気泡が綺麗に抜ける
②硬化剤不足が解消される。

②は、「そりゃそうだろう」って感じですが、結構大事なのは①の気泡の解消。

硬化剤が少ないと硬化時間がかなり掛かります。

よって、気泡の抜ける十分な時間が稼げる訳ですね。

結果的に得した気分です(。-∀-)

硬化の目安は?
①メス型に使った”余りのシリコン”を適当な容器に入れて、”メス型の隣”に放置。
②時々、”余ったシリコン”を爪楊枝などで突いたりして硬化の観察をします。
③”余ったシリコン”が硬化したらメス型も硬化したと判断します。

こういう方にはおススメ
①作業時間に余裕を持ちたい方
②硬化剤不足で困った経験のある方

硬化剤をメーカー指定の分量で混合すると、約30分程で初期硬化を始めます。硬化剤が少ない場合、初期硬化も遅くなりますので”作業に時間の余裕が欲しい”と感じている方には利点とも言えますよね?

因みにワッカーシリコンの混合比は以下の通りです↓

蓋に手書きで書いてます(。-∀-)

この比率は正規のモノですので、私の場合、この数値から減らします(´・ω・`)

※この手法(硬化剤をケチる)はメーカー推奨の手法ではありませんので、もし試される様でありましたら”自己責任”でお願い致しますm(__)m

それではまた(`・ω・´)ノシ

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